リーダーの心得
結果を出すリーダーが最初に行う最優先事項
信頼関係の構築
人を指導することは非常に難しいことです。その方法ひとつを取っても言われた部下は誰から言われるかによって聞く聞かないを瞬時に判断します。日常のポジティブなコミュニケーションを通じて部下との信頼関係づくりを行う大切さは皆さん理解されていますが、コミュニケーションに課題を感じている企業が約8割(HR総研:平成28年度「社内コミュニケーションに関するアンケート」)。非常に多くのリーダーが日々悩んでいます。
2つのミッション
結果を出すリーダーが実行すること
HR総研(ProFuture株式会社)の2016年「人事の課題に関するアンケート」調査によると企業規模による差異がほとんどなく、全体でトップの最重要課題は「次世代リーダー育成」です。また未来予測で「今後3〜5年後の人事課題」調査についても「次世代リーダー育成」(47%)があげられます。企業のブランドは日常の相手を気遣う心の積み重ねであり、その意識の集合体がブランドを築き上げます。また厚生労働省の2017年「能力開発基本調査」によると課題トップ3はグラフの通りですが、環境を原因にした課題意識が強く、人材育成・能力開発が不十分なものになりがちですが、日常の何気無いコミュニケーションから人を育てることができます。
人を育てる
1
リーダーシップ
時代に求められるリーダーシップとは
料亭の話はさらっと
ティファニーやディズニーでの組織社会の話を盛り込む
不易流行
劇的に変化する現代社会を先導する
次世代リーダーの育成
「不易」とはいつの時代も変わらない、生きる上で大切な本質的な人間性や姿勢であり、「流行」とは時代とともに変化していくものをさします。教育や学びにおいても不易と流行はどちらも大切ですが、最近は流行ばかりに重きが置かれ、不易の大切さが忘れられがちだと感じます。支配型、気遣い型どちらのリーダーシップが正しいとか間違っているということではなく、時代に合わせてリーダーのあり方は変えるべきだと思いますが、本質的な人芸生や姿勢など変わらない軸を持つことがこれからのリーダーには必要になります。
お客様の声
若きリーダーや経営者の感想を一部紹介
R社
営業マネージャー
ビフォー
マネージャー就任時は、部下を持つことも初めてで何をして良いか分からず、とにかく背中を見せればついてくると思い、がむしゃらに仕事をしました。しかし、部下の仕事への姿勢は変わらず、いつしか“自分はこれだけやっているのに、なぜお前らも同じだけ努力できないのだろう”と疑問を抱き、関係性が崩れていきました。結果、自分の営業成績は良かったのですが、会社からの自身とチームの評価は最悪でした。
アフター
次世代リーダーになるための心の準備や選択をする上での指針があれば、壁にぶつかった時の選択に軸ができていたと感じます。上意下達ではなく、チーム全体で成果をあげる上での方針も変わっていました。
F社
代表取締役社長
ビフォアー
大学卒業後すぐに企業したため、人材育成など当然ながら初経験でした。自分のことはコントロールできるのですが、部下の育成で頭を抱える日々。小さい会社のため経営から管理まで管轄しており、心身ともに過度なストレスを抱えていたのでしょう。部下のモチベーションを継続的に高めたいと思いながらも、些細なミスを感情的に指摘してしまう日々、挙げ句の果てに離職率は最悪でした。
アフター
感情的に怒ることと叱ることの違いには驚きました。また物事を正すための叱るという行為も根底に信頼関係が成り立たないまま実行しては効果がないことが分かりました。
現在では、第一に部下とのコミュニケーションを大事にし、どんなに忙しくても全員と一日5分は会話することを心がけています。また指導する上でのディズニー・メソッドのサンドイッチ方式は毎日使わせてもらっています。
W社
主任
ビフォアー
年上や女性の部下とかかわる時にどのように対応して良いか全く分からず、常に遠慮しながら支持やフィードバックをしていました。お互いが遠慮してしまうため、チームのコミュニケーションはギクシャクし、営業成績も常に予算未達成でした。
アフター
遠慮することと相手に配慮・気遣いをして対応することの違いを学びました。
研修内容は目からウロコで驚くことが多かったのですが、内容が非常にシンプルで分かりやすかったです。
コミュニケーションのあり方を変えることで、今では営業成績も予算達成できています。