暫く忘れてきた感覚がある。
不自由な自由さを味わうということ。 その代わりに想像力を磨いてきた。 昔は日常でするべきことをきちんとしようすると不自由なことが多かった。
携帯の無い時代に駅での待合の伝言板にチョークで書いてあった一言 「30分待ったけど先に行きます。来てくれると信じてます」 その言葉の中にその人の思いを想像できた。そんな不自由さが相手を思う感性を磨いてくれていたような気がする。
街中に上を向いて歩こうが流れていた時代その映画の少女は不自由な日常を懸命に生きていた。亡くなった船乗りだった父への想いを込め毎日旗を上げていた。 その不自由さは自由にも見えた。
映画の中の男子学生が言うセリフ 「古いものを壊すと言う事は人が生きて死んでいった記憶をないがしろにすることではないのか」 その女子か軽く答える。 「お掃除したらどうかしら、古いものが活される気がする」
今必要なのは心のお掃除かもしれない。 心の雑草を取り磨いて要らないものはさっぱり手放し忘れてはいけない大切なものだけ残していく。
不自由な日常を自由に楽しんでみよう。
スタジオジブリ作品 宮崎吾朗監督 「コクリコ坂から」より
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