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  • 執筆者の写真上田比呂志

尻尾を切る。


学びは日常の瞬間の中に。

今週は橘家でのお志事が多く歩いてなかったのでふと思い立ち増上寺迄歩いてみることにしました。 自宅から増上寺迄58分8,437歩で歩けました。

歩きながら色々な気づきがありました。

信濃町駅の歩道橋を野球部の生徒さんが他の方の邪魔にならないようきちんと一例で歩く姿に感心していたところ、ネクタイをきちんと締めたサラリーマンの集団が道いっぱいに広がって歩いていました。いくら会社で貢献していても本質の尻尾は日常の立ち居振る舞いの中に出てしまいます。彼らは他の人への気づかいは考えてないでしょう。 この尻尾は油断や心の隙間を潜って生えてくるのです。私も気をつけなければと感じました。


他にも高級外車のドアを開けて待ってらっしゃる方が。その横を20代の若者が電話をしながら開けてくれている運転手さんには目もくれず黙って車の中に入ってしまいました。ここにも尻尾が。


景色を見、人を見ながら増上寺に着くとなんと着いたタイミングで「御忌大会」が始まり見ることができました。


ふと行ってみようと感じたのはこのことだったかと納得しました。 お陰様で両親の供養とご縁のある亡き方々の供養をし私も尻尾をしっかり切ってきました。








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